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・Talk 〜 ダゴンの英雄を勝手に考える

 「第一回」とか書いてるが、連続して続くかどうかはさっぱりわからない。

・第一回 〜 両雄の誕生日、血液型を考える

 現在、私が勝手に執筆中の「ダゴンの英雄」を主役とした小説にて、両雄の誕生日を一応設定しております。ただ、本編での記述はあくまでも「何月頃」にとどめ、べつにその誕生日によって展開がどーなるというほどの価値はまったくありませんけれども。
 で、その誕生日を設定するに至った思考の過程はこんな感じです。

・ユースフ・トパロウルにふさわしい誕生日といえば、2月14日以外に思いつかない。
 → オーベルシュタインの誕生日を、「全然似あわない日ならあるんですが…『こどもの日』」「あ、それいい!! それ使います。オーベルシュタインの誕生日は5月5日に決めました」(「銀河英雄伝説」読本収録、「月に一度のイブニングコール」より) …てなやりとりで許可を出された田中先生なら、おそらくこれも認めて下さるのではないだろうか、と思う。

・リン・パオは、典型的な「獅子座O型」タイプ以外の何者でもないように思われる。

・「獅子座」(7月後半〜8月生まれ)と「水瓶座」(1月後半〜2月生まれ)は、星占いではまったく対極

 ちょうど正反対の位置にある星座であり、「常に背反しあうライバル同士、だが良きパートナーとしての相性もバッチグー(死語)」という、まさに理想的な配置である。

・リン・パオがO型なら、んじゃユースフはまったく逆のAB型だろ。

 …かくして、リン・パオ「獅子座O型」、ユースフ・トパロウル「水瓶座AB型」と決定しましたとさ。あ、具体的な日付はですね、2月14日と、あと8月16日くらいでいいんじゃないか、と。

 では、あとは年齢ですが。「ダゴン星域会戦記」の冒頭にて、ユースフがホテルの主人に向かって、リン・パオを「年齢は36歳、でかい身体をして、髪は黒、目は濃藍(コバルトブルー)、鼻と口がひとつずつ」と言ってます。

 さらに、ホテルの主人がユースフを観察したところでは、30代前半かと思われるその男は、どちらかといえば背が高く、どちらかといえばやせていたが、顔の造作については、不機嫌そうな視線の印象があまりに強烈なので、後日の回想でも、主人の記憶に明瞭な像を結ばせなかった」ということです。

 リンとユースフの年齢はそれほど離したくはない。ラインハルト・キルヒアイスの二ヶ月差というくらいが実は理想ではあるのだが、まあそれはさすがに仕方ない。主人の鑑定「30代前半かと思われる」を信じてギリギリ四捨五入で切り捨てられる範囲として、ではユースフ氏はこの時点で34歳とすることにしよう。うむ。

 いや待て、この会話の直後に起こった「ダゴン会戦」が終結したのは7月である。リンの誕生日を8月と設定したはいいが、ではこの時の「36歳」というのは、この年の誕生日を数えてのことなのか、どうなのか?

 …できればあまり離したくはないので。よって、この時点では実はまだ35歳、「あと二ヶ月ほどして誕生日を迎えたら36歳」というのを、ユースフ氏がもう面倒くさいので勝手にくり上げて36歳と言った。とする。
 ようするに、「この年(SE640年)、36歳になる、36歳の誕生日を迎える」ということである。これは、銀英本編でもよく用いられている言い回しであるので、まあいいんではないか、と。

 となれば、リン・トパの歳の差はぴったり1年半。ヤンやラインハルトの時代から見て1世紀半前の英雄たちということもあり、これもこれで、なかなかシンクロしてていいぞ。と自己満足。

 …ちなみに、外伝4巻「螺旋迷宮」には、「『ダゴンの英雄』リン・パオとユースフ・トパロウルの両者さえ、元帥号をえたのは40歳に達してからであった」「『ダゴンの英雄』リン・パオとユースフ・トパロウルは、元帥昇進後、1年ほどで退役している」と、あります。

 つまり、トパさんが「ダゴン会戦」当時に34歳なら、その6年後に元帥、さらに1年後に退役。そしてさらに、帝国側は会戦後6年間が「暗赤色の六年間」にもなっております。
 このへんの時間的符合も、まあなんとなく…意味深なところがある、つーか物語の構成要素に使えるよな、ってやつでして。

 …ってことで、こんな感じで、原作にあるわずかに断片から妄想をふくらませる作業も、これはこれで愉しいものなのでした。

  2006 02 21 PURU IWASAKI





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