「理由は1つ!! 海賊旗がおれを呼んでいるからだ!!!」


Usopp

4/1 生まれ 牡羊座
身長 174cm

ウソップ・戦闘履歴 (最終必殺技)

VS ジャンゴ (火薬星)
VS チュウ (ウソップハンマー)
VS Mr.5 (特製タバスコ星)
VS Mr.4ペア (ウソッチョハンマー彗星)

by PURU IWASAKI
 ウソップの、現時点での最大の疑問は、やはりなんといっても「3人目」のサブタイトルがまだ登場してきてない、という、この一点に尽きるだろう。

 ゾロの「1人目」や、サンジの「4人目」の時は、特に何も感じなかった。しかし、ナミがやっと、正式に仲間になった時…彼女自身が、自分はまぎれもなくルフィ海賊団の一員であると認識した回に、あらためて「2人目」と出てきたのを見るにつけ、なるほど、ナミはこの時点までは、まだ正式に「仲間」にはなっていなかったわけだ…と、ほぼすべての読者が、そう感じたはずだ。

 …でも、じゃあそれなら、ウソップは?

 ウソップが、ルフィに同行することになった経緯は、他の3人と比べると、確かに、明らかな相違点がある。

 まず、ルフィが持ち前のスカウト眼で、これと目を付けた人材に、熱烈にラブコールを送った末の同行、ではないこと。

 ルフィは、 ゾロ、ナミ、サンジだけではなく、ガイモンさんやクロッカスさんにも、一応、「仲間にならないか?」 …程度の打診はしている。しかし、一度断られて、すぐあっさり引いているところからして、先の3人に送った要請ならぬ強要とは、まったく違う種類のものなのだろう。

 しかし、ウソップに対しては、その レベルの要請すらしていないのだ。

 そして、もう一点は、グランドラインに入るにあたって、ウソップだけが、もうひとつはっきりとした、明確な目的を持ち合わせていなかったこと。

 「勇敢な海の男になるため」とは、あまりにも抽象的にすぎ、「海賊王」「大剣豪」「世界地図」「オールブルー」といった、具体的に目指すべき目標物が、その時まだ彼のなかに定まっていなかった。

 自分の村を守るため、成り行きとしてやむなくルフィたちの協力を仰ぎ、そのまま成り行きで彼らの船に乗り、「偉大なる航路」に固執する船長その他のメンバーに引きずられるまま、なんとなくグランドラインに入ってしまった。
 これまでのウソップの行動は、だいたいがそんな感じで、すべてが彼自身の意志によるものではない。

 だが、おそらく…ドリーとブロギー、そして誇りを宝と崇める国、エルバフの存在を知ったことで、ようやく彼にも転機が訪れたのだろうか、という気がする。
 目指すべき目標が、具体的に形となって、固まりはじめたのではないか、と。

 そして、「おれはルフィ海賊団の一員で、世界一の狙撃手だ!」との認識を、ウソップが自分の心のなかに明確に植えつけた時、はじめて正式に「3人目」として、仲間に加えられることになる…のだろうか。

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